「さるに、しはすばかりに、とみの事とて、御ふみあり」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解・敬意の向き
原文
さるに、しはす
ばかりに、とみの事とて、御ふみあり。
現代語訳・口語訳・意味
そうこうしているうちに、12月ごろに、急用の事といって(母から男のもとに)お手紙があります。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| さるに、 | 接続詞 | ー |
| しはす | 名詞 | ー |
| ばかり | 副助詞 | ー |
| に、 | 格助詞 | ー |
| とみ | 名詞 | ー |
| の | 格助詞 | ー |
| 事 | 名詞 | ー |
| と | 格助詞 | ー |
| て、 | 接続助詞 | ー |
| 御ふみ | 名詞 | 尊敬:作者→母 |
| あり。 | ラ行変格活用「あり」の終止形 | ー |
主な出典
【伊勢物語「さらぬ別れ」】
昔、男ありけり。身は
いやしながら、母なむ
宮なりける。その母長岡といふ所に
住み給ひけり。子は京に宮仕へしければ、
まうづとしけれど、
しばしばえまうでず。ひとつ子にさへありければ、いと
かなしうし給ひけり。
さるに、しはすばかりに、とみの事とて、御ふみあり。
おどろきて見れば、歌あり。