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古文単語「やる/破る」の意味・解説【ラ行四段活用/ラ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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「やる/破る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用・ラ行四段活用】

このテキストでは、古文単語「やる/破る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

古文単語「やぶる/破る」の意味・解説【ラ行四段活用/ラ行下二段活用】

※「やる」には、
①ラ行下二段活用
②ラ行四段活用
の用法がある。

①ラ行下二段活用

未然形やれ
連用形やれ
終止形やる
連体形やるる
已然形やるれ
命令形やれよ


意味:自動詞

壊れる、砕ける

②ラ行四段活用

未然形やら
連用形やり
終止形やる
連体形やる
已然形やれ
命令形やれ


意味:他動詞

破る、裂く

[出典]土佐日記 紀貫之
「忘れがたく、口惜しきこと多かれど、え尽くさず。とまれかうまれ、疾く破りてむ。」

[訳]:忘れることもできず、残念なことも多いが、書き尽くすことはできない。いずれにしても、(こんな日記は)早く破ってしまおう。

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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