三角関数の公式
三角関数においても三角比と同じように次の公式が成り立ちます。

…①

…②

…③
実際に使ってみましょう。

とします。

のときcosθとtanθの値を求めてみましょう。

よりθは第3象限の角であることがわかります。
つまり、
サインとコサインはマイナス、タンジェントはプラスということですね。
まず②の公式を用いてコサインの値を求めましょう。

より
これを①に代入して

となります。
θが180°よりも大きい時、もしくはθがπよりも大きい時に、サイン、コサイン、タンジェントの符号がどうなるのかを考えることが非常に大切になります。