せうとく/所得
このテキストでは、古文単語「
せうとく/所得」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
名詞
もうけ、得をすること。
[出典]:
宇治拾遺物語
「あはれ、しつる
せうとくかな。年ごろはわろく書きけるものかな。」
[訳]:ああ、
もうけものをしたよ。長い間(私は背景の炎を)下手に描いてきたものだよ。
サ行変格活用
語尾に「す」がついてサ行変格活用の動詞としても用いられることがある。その場合は「
得をする」と訳す。
未然形 | せうとくせ |
連用形 | せうとくし |
終止形 | せうとくす |
連体形 | せうとくする |
已然形 | せうとくすれ |
命令形 | せうとくせよ |