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古文単語「しぞく/退く」の意味・解説【カ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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「しぞく/退く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】

このテキストでは、古文単語「しぞく/退く」の意味、解説とその使用例を記している。

カ行四段活用

未然形しぞか
連用形しぞき
終止形しぞく
連体形しぞく
已然形しぞけ
命令形しぞけ


意味:自動詞

しりぞく、後ろにさがる、後退する

[出典]うきたる世 紫式部日記
「いろいろ移ろひたるも、黄なるが見どころあるも、さまざまに植ゑたてたるも、朝霧の絶え間に見わたしたるは、げに老いも退きぬべき心地するに、なぞや...」

[訳]:色とりどりに変わっていく菊も、黄色で見どころのある菊も、いろいろと植え込んである菊も、朝霧の絶え間に遠く広くみた光景は、なるほど(菊が長寿の花という昔からのいわれの通り)老いも後退してしまいそうな気がするのは、どうしてだろう...


備考

「しりぞく/退く」、「そく/退く」、「のく/退く」などとは意味が異なるので注意。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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