「むかしおぼゆ/昔覚ゆ」の意味・活用・使用例【連語】
このテキストでは、古文単語「
むかしおぼゆ/昔覚ゆ」の意味、解説とその使用例を記している。
※名詞「むかし」とヤ行下二段活用「おぼゆ」が一語になったもの。
連語
| 未然形 | むかしおぼえ |
| 連用形 | むかしおぼえ |
| 終止形 | むかしおぼゆ |
| 連体形 | むかしおぼゆる |
| 已然形 | むかしおぼゆれ |
| 命令形 | むかしおぼえよ |
■意味1
昔の様子がしのばれる。
[出典]:大和物語
「うちのしつらひ見入るれば、昔覚えて畳などよかりけれど...」
[訳]:中の装飾を外から覗いてみると、昔の様子がしのばれて畳など立派であった(ことがわかるのだ)が...
■意味2
古風な感じがする、古風に思える。
[出典]:
家居のつきづきしく 徒然草
「うちある調度も
むかし覚えてやすらかなるこそ、心にくしと見ゆれ。」
[訳]:さりげなく置いてある道具も
古風な感じがして落ち着きがあるのは、奥ゆかしく思われます。