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9_80 ことば / 単語

古文単語「むかしおぼゆ/昔覚ゆ」の意味・解説【連語】

著者名: 走るメロス
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むかしおぼゆ/昔覚ゆ

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※名詞「むかし」とヤ行下二段活用「おぼゆ」が一語になったもの。
連語

未然形むかしおぼえ
連用形むかしおぼえ
終止形むかしおぼゆ
連体形むかしおぼゆる
已然形むかしおぼゆれ
命令形むかしおぼえよ


意味1

昔の様子がしのばれる

[出典]:大和物語
「うちのしつらひ見入るれば、昔覚えて畳などよかりけれど...」

[訳]:中の装飾を外から覗いてみると、昔の様子がしのばれて畳など立派であった(ことがわかるのだ)が...


意味2

古風な感じがする、古風に思える

[出典]家居のつきづきしく 徒然草
「うちある調度もむかし覚えてやすらかなるこそ、心にくしと見ゆれ。」

[訳]:さりげなく置いてある道具も古風な感じがして落ち着きがあるのは、奥ゆかしく思われます。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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