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ことば / 単語 古文単語「ついゐる/突い居る」の意味・解説【ワ行上一段活用】
著者名:
走るメロス
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ついゐる/突い居る
このテキストでは、ワ行上一段活用の動詞「 ついゐる/突い居る」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
ワ行上一段活用
未然形 | ついゐ |
連用形 | ついゐ |
終止形 | ついゐる |
連体形 | ついゐる |
已然形 | ついゐれ |
命令形 | ついゐよ |
※「つきゐる/突き居る」のイ音便からなった言葉。
■意味1:他動詞
膝をついて座る、かしこまって座る。
[出典]: 宇治拾遺物語
「...心も失せて、我にもあらで、 つい居られぬ。」
[訳]:...気力が失せて、心ここにあらずで、 膝をついて座ってしまいました。
■意味2:他動詞
ちょこんと座る、そのままいる。
[出典]: 徒然草 兼好法師
「法師の、登りて、木の股に ついゐて、物見るあり。」
[訳]:法師で、(木に)登って、木の枝の股に ちょこんと座って見物している者がいる。
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徒然草,
単語,
吉田兼好,
古文単語,
宇治拾遺物語,
兼好法師,
解説,
意味,
ワ行上一段活用,
ついゐる,
突い居る,
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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
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