新規登録 ログイン

9_80 ことば / 単語

古文単語「ついゐる/突い居る」の意味・解説【ワ行上一段活用】

著者名: 走るメロス
Text_level_1
マイリストに追加
ついゐる/突い居る

このテキストでは、ワ行上一段活用の動詞「ついゐる/突い居る」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

ワ行上一段活用

未然形ついゐ
連用形ついゐ
終止形ついゐる
連体形ついゐる
已然形ついゐれ
命令形ついゐよ


※「つきゐる/突き居る」のイ音便からなった言葉。

意味1:他動詞

膝をついて座る、かしこまって座る

[出典]宇治拾遺物語
「...心も失せて、我にもあらで、つい居られぬ。」

[訳]:...気力が失せて、心ここにあらずで、膝をついて座ってしまいました。


意味2:他動詞

ちょこんと座る、そのままいる

[出典]徒然草 兼好法師
「法師の、登りて、木の股についゐて、物見るあり。」

[訳]:法師で、(木に)登って、木の枝の股にちょこんと座って見物している者がいる。

Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 32,563 pt 
 役に立った数 8 pt 
 う〜ん数 2 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。