「ものうらやみ/物羨み」の意味・活用・使用例【名詞】
このテキストでは、古文単語「
ものうらやみ/物羨み」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
何かにつけて他人を羨ましく思うこと、妬むこと。
[出典]:
にくきもの 枕草子
「
ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、露塵のこともゆかしがり、聞かまほしうして、言ひ知らせぬをば怨じそしり...」
[訳]:
何かにつけて人のことをうらやましがり、(自分の)身上を嘆き、他人について噂をし、ほんのわずかなことでも知りたがり、聞きたいと思って、話して知らせないことに恨みを言い非難し...