あなづる/侮る
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「
あなづる/侮る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
| 未然形 | あなづら |
| 連用形 | あなづり |
| 終止形 | あなづる |
| 連体形 | あなづる |
| 已然形 | あなづれ |
| 命令形 | あなづれ |
■意味:他動詞
見下げる、馬鹿にする、軽蔑する。
[出典]:
にくきもの 枕草子
「にくきもの。急ぐことあるをりに来て、長言するまらうと。
あなづりやすき人ならば、『後に。』とても、やりつべけれど、さすがに心はづかしき人、いとにくく、むつかし。」
[訳]:しゃくに障るもの。急用がある時にやって来て、長話をする客。容易に
見下げることができる人ならば、「後で。」と言ってでも、帰してしまうことができそうだが、そうはいってもやはり(相手が立派で)気がひける人であれば、(さすがにそうもできず)ひどくしゃくに障り、不快だ。