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古文単語「さすらふ/流離ふ」の意味・解説【ハ行四段活用/ハ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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さすらふ/流離ふ

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「さすらふ」には、
①ハ行四段活用
②ハ行下二段活用
の用法があるが、意味はどちらも同じ。

①ハ行四段活用

未然形さすらは
連用形さすらひ
終止形さすらふ
連体形さすらふ
已然形さすらへ
命令形さすらへ


意味:自動詞

さまよい歩く、放浪する、漂白する

[出典]:総角 源氏物語
「心の外に、あるまじきさまにさすらふたぐひだにこそ多くはべるめれ。」

[訳]:思いどおりにならず、とんでもない姿で放浪する人々も多いようでございます。


②ハ行下二段活用

未然形さすらへ
連用形さすらへ
終止形さすらふ
連体形さすらふる
已然形さすらふれ
命令形さすらへよ


意味:自動詞

さまよい歩く、放浪する、漂白する

[出典]漂泊の思い・旅立ち 奥の細道
「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ...」

[訳]:私もいつの頃からか、ちぎれ雲が風に誘われて行くように、さまよい歩きたいという気持ちがおさまらずに、海辺をさまよい歩き...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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