さはり/障り
このテキストでは、古文単語「
さはり/障り」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
支障、差し支え、妨げ。
[出典]:
今日はそのことをなさんと思へど 徒然草
「今日はその事をなさんと思へど、あらぬ急ぎ先づ出で来て紛れ暮らし、待つ人は
障りありて、頼めぬ人は来たり。」
[訳]:今日はそのことをしようと思うのだが、思いもよらない急用が先にできて(それに)気を取られて一日を過ごし、待ち人は
差し支えがあって(来ず)、(来るのを)期待させない人は来てしまう。
■意味2
月経、生理。