あふる/煽る
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「
あふる/煽る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | あふら |
連用形 | あふり |
終止形 | あふる |
連体形 | あふる |
已然形 | あふれ |
命令形 | あふれ |
■意味1:他動詞
(馬を速く走らせようと)
馬のわき腹などを鐙で蹴る。
[出典]:
木曾最期 平家物語
「
あふれどもあふれども、打てども打てども働かず。」
[訳]:
馬の脇腹を鐙で蹴っても蹴っても、むちで打っても打っても(馬は)動かない。
■意味2:他動詞
おだてる。
※近世の用法。