あまそぎ/尼削ぎ
このテキストでは、古文単語「
あまそぎ/尼削ぎ」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味
(肩の辺りで髪の毛を切りそろえた)
尼の髪型、少女の髪型。
[出典]:
うつくしきもの 枕草子
「頭は
尼そぎなるちごの、目に髪の覆へるをかきはやらで、うちかたぶきてものなど見たるも、うつくし。 」
[訳]:髪型を
尼のように肩の高さで切りそろえた髪型である子どもが、目に髪がかぶさっているのをかきのけることもしないで、首をかしげて何かを見ているのなども、かわいらしい。