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古文単語「たちわづらふ/立つ煩ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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たちわづらふ/立つ煩ふ

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ハ行四段活用

未然形たちわづらは
連用形たちわづらひ
終止形たちわづらふ
連体形たちわづらふ
已然形たちわづらへ
命令形たちわづらへ


意味1:自動詞

たちくたびれる

[出典]:蓬生 源氏物語
「御使ひのたちわづらはむもいとほしう...」

[訳]:使者が立ちくたびれるであろうことも気の毒で...


意味2:自動詞

立ち去りがたく思う

[出典]:夕顔 源氏物語
たちわづらひたまふも、軽々しう...」

[訳]立ち去り難くお思いになるのも、(身の上から考えれば)軽々しくもあり...


意味3:自動詞

車などを置くことができずに困る

[出典]車争ひ 源氏物語
「隙もなう立ちわたりたるに、よそほしう引き続きて立ちわづらふ。」

[訳]:(通りには)隙間もなく(牛車が)ずらりと立ち並んでいるので、(葵の上の一行は)厳かで盛大に列を引き連ね、車の停め場所がなくて困っています

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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