さかりなり/盛りなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「
さかりなり/盛りなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | さかりなら | ◯ |
連用形 | さかりなり | さかりに |
終止形 | さかりなり | ◯ |
連体形 | さかりなる | ◯ |
已然形 | さかりなれ | ◯ |
命令形 | さかりなれ | ◯ |
■意味
最盛期である、まっ盛り、若く勢いが盛んである。
[出典]:
花は盛りに 徒然草
「花は
盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。」
[訳]:花は
満開のときだけを、月は雲りがないのだけを見るものであろうか、いやそうではない。