「せいす/制す」の意味・活用・使用例【サ行変格活用】
このテキストでは、サ行変格活用の動詞「
せいす/制す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行変格活用
未然形 | せいせ |
連用形 | せいし |
終止形 | せいす |
連体形 | せいする |
已然形 | せいすれ |
命令形 | せいせよ |
■意味1:他動詞
制止する、やめさせる、規制する。
[出典]:
競べ弓・弓争ひ 大鏡
「『何か射る。な射そ、な射そ。』と
制し給ひて、ことさめにけり。」
[訳]:「(これ以上)なぜ射るのか。射るな。射るな。」と(伊周が矢を射ようとするのを)お
止めになられて、その場がしらけてしまいました。
■意味2:他動詞
制定する、定める。