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ことば / 単語 古文単語「みすつ/見捨つ」の意味・解説【タ行下二段活用】
著者名:
走るメロス
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みすつ/見捨つ
このテキストでは、タ行下二段活用の動詞「 みすつ/見捨つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
タ行下二段活用
未然形 | みすて |
連用形 | みすて |
終止形 | みすつ |
連体形 | みすつる |
已然形 | みすつれ |
命令形 | みすてよ |
■意味1:他動詞
見捨てる。
[出典]: かぐや姫の昇天 竹取物語
「 見捨て奉りてまかる空よりも、落ちぬべきここちする」
[訳]:(2人を)お 見捨て申し上げて去って行く天界からも、きっと落ちてしまうような気持ちがします。
■意味2:他動詞
後に残して死ぬ、先立つ。
[出典]: 若紫・北山の垣間見 源氏物語
「ただ今、おのれ 見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。」
[訳]:たった今私が(あなたを) 後に残し申し上げ て死んでしまったならば、どのようにして世の中を生きていかれるのというのでしょう。
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紫式部,
源氏物語,
単語,
竹取物語,
かぐや姫の昇天,
古文単語,
解説,
意味,
若紫,
北山の垣間見,
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みすつ,
見捨つ,
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
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