「まつはす/纏はす」の意味・活用・使用例【サ行四段活用】
このテキストでは、サ行四段活用の動詞「
まつはす/纏はす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
サ行四段活用
| 未然形 | まつはさ |
| 連用形 | まつはし |
| 終止形 | まつはす |
| 連体形 | まつはす |
| 已然形 | まつはせ |
| 命令形 | まつはせ |
■意味1:自動詞
つきまとう、まとわりつく。
[出典]:葵 源氏物語
「年ごろよろづに頼み聞こえて、まつはし聞こえけるこそ、あさましき心なりけれ。」
[訳]:長年万事につけて(光源氏を)お頼り申し上げ、(おそばに)付きまとい申し上げたのは、(我ながら)情けない心でした。
■意味2:他動詞
絶えず側にいさせる。
[出典]:
桐壷 源氏物語
「おぼえいとやむごとなく、上衆めかしけれど、わりなく
まつはさせ給ふあまりに...」
[訳]:世間の評判は並大抵ではなく、高貴な人らしく見えますが、(帝が)分別なく
絶えずお側つきまとわせなるので...