カトリックとは
キリスト教は、その布教の過程でさまざまな宗派に分かれましたが、その中でも長い間中心的な権力を保持し続けたのが
カトリック教会です。
カトリックとは、もともと「
普遍的」というギリシア語から来ています。
キリスト教は、ローマ帝国に迫害されながらも拡大を続けて、
313年にローマ帝国に公認され、
325年にニケーア公会議で
アタナシウス派が正統とされ、
392年には帝国の国教に指定されます。
ローマ帝国の国教となったキリスト教は、さらに各地に広がります。
時と共に、各地に
五本山という聖地が次々と誕生しました。
五本山は、
ローマ・コンスタンティノープル・アンティオキア・イェルサレム・アレクサンドリアの
総大司教座教会のことです。
これらの聖地は、キリスト教徒にとって重要な場所となり、巡礼の対象となっていきます。