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古文単語「こぼる/こほる/毀る」の意味・解説【ラ行下二段活用】

著者名: 走るメロス
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こぼる/こほる/毀る

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「こぼる/こほる/毀る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「こぼる」には、
①毀る
零る/溢る
などの用法があるが、ここでは「①毀る」を扱う。

ラ行下二段活用

未然形こぼれこほれ
連用形こぼれこほれ
終止形こぼるこほる
連体形こぼるるこほるる
已然形こぼるれこほるれ
命令形こぼれよこほれよ


意味:自動詞

壊れる、破れる

[出典]帰京 土佐日記
「聞きしよりもまして、言ふかひなくぞこぼれ破れたる。」

[訳]:伝え聞いていた以上に、どうしようもないほど壊れ傷んでいる。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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