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9_80 ことば / 単語

古文単語「うちおどろく/打ち驚く」の意味・解説【カ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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うちおどろく/打ち驚く

このテキストでは、カ行四段活用の動詞「うちおどろく/打ち驚く」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

カ行四段活用

未然形うちおどろか
連用形うちおどろき
終止形うちおどろく
連体形うちおどろく
已然形うちおどろけ
命令形うちおどろけ


意味1:自動詞

目が覚める、はっと気づく

[出典]大納言殿参り給ひて 枕草子
「上もうちおどろかせ給ひて、」

[訳]:天皇も目を覚ましになり...


意味2:自動詞

はっと驚く、予期しないことに驚く

[出典]:源氏物語 紫式部
「久しうさしものぞきたまはぬに、覚えなき折なれば、うちおどろかるれど...」

[訳]:久しくお顔もお出しにならないのに、(光源氏が)思いもよらないときにいらっしゃったので、(明石の君は)はっと驚かされはするのですが...

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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse

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