みなる/見慣る/見馴る
このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「
みなる/見慣る/見馴る」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
ラ行下二段活用
未然形 | みなれ |
連用形 | みなれ |
終止形 | みなる |
連体形 | みなるる |
已然形 | みなるれ |
命令形 | みなれよ |
■意味:自動詞
見慣れる、なじむ、慣れ親しむ。
[出典]:
蓮花城、入水のこと 発心集
「登蓮は、年ごろ
見慣れたりつるものを、とあはれにおぼえて、涙を押さへつつ帰りにけり。」
[訳]:登蓮は、長年
慣れ親しんだ(間柄だった)のになあと、悲しく思って、涙をおさえながら帰っていきました。