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文法 / 文法 源氏物語『御法・紫の上の死』(秋待ちつけて世の中少し〜)の品詞分解
著者名:
走るメロス
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源氏物語『御法』
ここでは、源氏物語の『御法』の章から、「秋待ちつけて、世の中少し涼しくなりては」から始まる部分の品詞分解をしています。書籍によっては「紫の上の死」、「萩の上露」と題するものもあるようです。
現代語訳はこちら
「秋待ちつけて世の中少し〜」の現代語訳と解説
品詞分解
※名詞は省略してあります。
秋
待ちつけ(カ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)、
世の中
少し(副詞)
涼しく(形容詞・シク活用・連用形)
なり(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
は(係助詞)、
御心地
も(係助詞)
いささか(副詞)
さはやぐ(ガ行四段活用・連体形)
やう
なれ(断定の助動詞・已然形)
ど(接続助詞)、
なほ(副詞)
ともすれば(副詞)、
かことがまし(形容詞・シク活用・終止形)。
さるは(接続詞)、
身
に(格助詞)
しむ(マ行四段活用・連体形)
ばかり(副助詞)
思さ(サ行四段活用・未然形)
る(自発の助動詞・終止形)
べき(当然の助動詞・連体形)
秋風
なら(断定の助動詞・未然形)
ね(打消の助動詞・已然形)
ど(接続助詞)、
露けき(形容詞・ク活用・連体形)
折がちに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
て(接続助詞)
過ぐし(サ行四段活用・連用形)
給ふ(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・終止形)。
中宮
は(係助詞)
参り(ラ行四段活用・連用形)
給ひ(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形)
な(強意の助動詞・未然形)
む(意志の助動詞・終止形)
と(格助詞)
する(サ行変格活用・連体形)
を(格助詞)、
今(副詞)
しばし(副詞)
は(係助詞)
御覧ぜよ(サ行変格活用・命令形)
と(格助詞)
も(係助詞)
聞こえ(ヤ行下二段活用・未然形)
まほしう(願望の助動詞・連用形のウ音便)
思せ(サ行四段活用・已然形)
ども(接続助詞)、
さかしき(形容詞・シク活用・連体形)
やう
に(断定の助動詞・連用形)
も(係助詞)
あり(補助動詞・ラ行変格活用・連用形)、
内裏
の(格助詞)
御使
の(格助詞)
隙なき(形容詞・ク活用・連体形)
も(係助詞)
わづらはしけれ(形容詞・シク活用・已然形)
ば(接続助詞)、
さ(副詞)
も(係助詞)
聞こえ(ヤ行下二段活用・連用形)
給は(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・未然形)
ぬ(打消の助動詞・連体形)
に(接続助詞)、
あなた(代名詞)
に(接続助詞)
も(係助詞)
え(副詞)
渡り(ラ行四段活用・連用形)
給は(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・未然形)
ね(打消の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
宮
ぞ(係助詞)
渡り(ラ行四段活用・連用形)
給ひ(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)。
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・源氏物語『御法・紫の上の死』(秋待ちつけて世の中少し〜)の品詞分解
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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店 |
『教科書 高等学校古典B』 第一学習社 |
『教科書 精選古典B』大修館 |
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