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文法 / 文法 宇治拾遺物語『夢買ふ人』の品詞分解(助動詞など)2
著者名:
走るメロス
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宇治拾遺物語『夢買ふ人』
ここでは、宇治拾遺物語の中の『夢買ふ人』の品詞分解をしています。2回に渡ってお届けしていますが、このテキストは第2回です。 前回のテキストはこちら
品詞分解
※名詞は省略してあります。
そ(代名詞)
の(格助詞)
のち、
書
を(格助詞)
習ひ読み(マ行四段活用・連用形)
たれ(完了の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
ただ(副詞)
通り(ラ行四段活用・連用形)
に(格助詞)
通り(ラ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
才
ある(ラ行変格活用・連体形)
人
に(格助詞)
なり(ラ行四段活用・連用形)
ぬ(完了の助動詞・終止形)。
おほやけ、
聞こし召し(サ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
試み(マ行上一段活用・未然形)
らるる(尊敬の補助動詞・連体形)
に(接続助詞)、
まことに(副詞)
才
深く(形容詞・ク活用・連用形)
あり(ラ行変格活用・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
唐土
へ(格助詞)、
「物、
よくよく(副詞)
習へ(ハ行四段活用・命令形)。」
とて(格助詞)、
遣はし(サ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
久しく(形容詞・シク活用・連用形)
唐土
に(格助詞)
あり(ラ行変格活用・連用形)
て(接続助詞)、
さまざま
の(格助詞)
ことども
習ひ伝へ(ハ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
帰り(ラ行四段活用・連用形)
たり(完了の助動詞・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
帝、
かしこき(形容詞・ク活用・連体形)
者
に(格助詞)
思し召し(サ行四段活用・連体形)
て(接続助詞)、
次第に(副詞)
成し上げ(ガ行下二段活用・連用形)
給ひ(尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
大臣
まで(副助詞)
に(格助詞)
なさ(サ行四段活用・未然形)
れ(尊敬の助動詞・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けり(過去の助動詞・終止形)。
されば(接続詞)、
夢
取る(ラ行四段活用・連体形)
こと
は(係助詞)、
げに(副詞)
かしこき(形容詞・ク活用・連体形)
こと
なり(断定の助動詞・終止形)。
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・宇治拾遺物語『夢買ふ人』の品詞分解(助動詞など)2
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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店 |
「教科書 古典 古文編」東京書籍 |
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