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大鏡『花山院の出家』(花山寺におはしましつきて〜)の品詞分解

著者名: 走るメロス
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東三条殿は、「もしさることやし給ふ。」と危ふさに、さるべくおとなしき人々、なにがしかがしといふいみじき源氏の武者たちをこそ、御送りに添へられたりけれ。


東三条殿
は、係助詞
「もし副詞
さる連体詞
こと
係助詞
サ行変格活用・連用形
給ふ。」尊敬の補助動詞・ハ行四段活用・連体形
格助詞
危ふさ
に、格助詞
さるラ行変格活用・連体形
べく当然の助動詞・連用形
おとなしき形容詞・シク活用・連体形
人々、
なにがし代名詞
かがし代名詞
格助詞
いふハ行四段活用・連体形
いみじき形容詞・シク活用・連体形
源氏
格助詞
武者たち
格助詞
こそ、係助詞
御送り
格助詞
添へハ行下二段活用・未然形
られ尊敬の助動詞・連用形
たり完了の助動詞・連用形
けれ。過去の助動詞・已然形



京のほどは隠れて、堤の辺よりぞうち出で参りける。

格助詞
ほど
係助詞
隠れラ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
格助詞
辺り
より格助詞
係助詞
うち出でダ行下二段活用・連用形
参りラ行四段活用・連用形
ける。過去の助動詞・連体形



寺などにては、「もし、おして人などやなし奉る。」とて、一尺ばかりの刀どもを抜きかけてぞ守り申しける。

など副助詞
にて格助詞
は、係助詞
「もし、副詞
おして副詞
など副助詞
係助詞
なしサ行四段活用・連用形
奉る。」謙譲の補助動詞・ラ行四段活用・連体形
格助詞
て、接続助詞
一尺
ばかり副助詞
格助詞
刀ども
格助詞
抜きかけカ行下二段活用・連用形
接続助詞
係助詞
守りラ行四段活用・連用形
申し謙譲の補助動詞・サ行四段活用・連用形
ける。過去の助動詞・連体形


※現代語訳:大鏡『花山院の出家(花山寺におはしましつきて〜)』の現代語訳
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・大鏡『花山院の出家』(花山寺におはしましつきて〜)の品詞分解

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『教科書 高等学校古典B』 第一学習社
『教科書 精選古典B 』三省堂
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店

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