2種類以上の文字を含んだ整式の除法
"A=x+3xy+2xy-4y"
"B=x-y"
のとき、2つの式をxについての整式と考えて、A÷Bを計算し商と余りを求めなさい。
これまでは、"(x³−2x²+3x−1)÷(x−1) "のように文字が1つだけの計算をみてきましたが、ここでは"x"、"y"と2つの文字が含まれた整式の割り算についてみていきましょう。
ポイントとなるのは、"
xについての整式と考えて"ですが、xについての整式ということは、xについて
降べきの順に並べ直してから計算をするように心がけましょう。設問ではすでに降べきの順になっているので、特に手を加えることなく計算をしていきます。
筆算をするときに、"xy"という項がないのでこの部分をあけておきましょう。計算がしやすくなります。
商の部分に"xy"という項がありますが、
筆算の商の部分に2つ以上の文字が並ぶこともある点にも見慣れておきましょう。