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18_80 西アジア・地中海世界の形成 / 古代オリエント世界

古代オリエント(メソポタミア、シュメール、バビロニア、アッシリアなど) 受験対策問題 2

著者名: レキシントン
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古代オリエントで押さえておきたいポイント

※赤字部分が問題に出そうな部分です。赤色の暗記シートなどで隠して見てください。

メソポタミア

・メソポタミアとは川の間という意味で、ティグリス川ユーフラテス川との間の地域のこと。紀元前4千年紀頃に、メソポタミア文明が成立。

パレスチナシリア、メソポタミアにわたる農耕文明の成立地帯を「肥沃な三日月地帯」という。命名者は、シカゴ大学のブレステッド

・メソポタミア文明、エジプト文明、そして、中央アナトリアにおこったヒッタイト文明が有名。

シュメール

・シュメール人によって、紀元前3000年頃に楔形文字が発明された。

・シュメール人達が作ったウルやラガシュなどの都市が初期に栄えた時代は、エジプト古王国時代と同時期。

・都市の位置は下記地図参照。
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・紀元前24世紀頃、メソポタミアを初めて統一したのがアッカド王国のサルゴン1世。アッカド人は、セム系のアッカド語を使用した。

・シュメール人が最後に建てたのがウル第3王朝で、創始者ウルナンムの法典は現在世界最古といわれている。

バビロニア

・ウル第3王朝の終わりに、メソポタミアに侵入していたセム語系アムル人がバビロン第1王朝を建国。この王朝は別名古バビロニア王国という。

・紀元前18世紀頃、バビロン第1王朝第6代の王として、ハンムラビ王が即位。

・ハンムラビ王はマリを破壊したあと、スサを都とし、メソポタミアを統一する。有名なハンムラビ法典は、1902年にこの都の遺跡から発見された。

・バビロン第1王朝は紀元前16世紀初め頃ヒッタイト人により滅ぼされた。

アッシリア

・紀元前2千年紀はじめには、セム語系のアッシリアがティグリス川中流のアッシュールを中心に王国を建国。

・紀元前8世紀末に首都ニネヴェに移り、アッシュール=バニパル王により大図書館が作られる。その後、アッシリアの絶頂期はサルゴン2世によって作られる。

4王国分立

・紀元前612年になると、新バビロニア(別名カルデア)によってアッシリアは滅ぼされ、ネブカドネザル2世の時代に、最盛期を迎える。

・アッシリア滅亡後、オリエントはリディア・メディア・新バビロニア・エジプトの4王国が分立。

・ネブカドネザル2世は、紀元前586年にユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚を行った。

・隆盛を誇った新バビロニアも、その後メディアリディアを滅ぼしたアケメネス朝ペルシアにより滅ぼされる。

アケメネス朝

・アケメネス朝はキュロス2世の時代にメディア、リディア、カルデアを滅ぼし、次のカンビュセス2世がエジプトを滅亡させ全オリエントを統一する。

・アケメネス朝は都ペルセポリスを中心に栄え、東はインダス川流域から西はエーゲ海北岸に至る大帝国となるが、その後ギリシアとのペルシア戦争に敗北し、紀元前330年にアレクサンドロスによって滅ぼされる。
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・古代オリエント(メソポタミア、シュメール、バビロニア、アッシリアなど) 受験対策問題 2

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『世界史B 用語集』 山川出版社
『世界史B 教科書』 山川出版社

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