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ことば / 単語 古文単語「しづかなり/静かなり/閑かなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著者名:
走るメロス
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しづかなり/静かなり/閑かなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「 しづかなり/静かなり/閑かなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | しづかなら | ◯ |
連用形 | しづかなり | しづかに |
終止形 | しづかなり | ◯ |
連体形 | しづかなる | ◯ |
已然形 | しづかなれ | ◯ |
命令形 | しづかなれ | ◯ |
■意味1
物音がしない、静かである。
[出典]: 安元の大火 方丈記
「風激しく吹きて、 静かならざりし夜...」
[訳]:風が激しく吹いて、 静かではなかった夜...
■意味2
落ち着いている、穏やかである、ゆったりとしている、冷静な様子である。
[出典]: かぐや姫の昇天 竹取物語
「...とて、いみじく 静かに、朝廷に御文奉り給ふ。」
[訳]:...言って、たいそう 落ち着いて、帝にお手紙を差し上げなさいます。
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全訳読解古語辞典 第四版 三省堂 |
ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse |
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