先史時代（原人、旧人、新人、磨製石器、四大文明など）　受験対策問題　1

※赤字部分が問題に出そうな部分です。赤色の暗記シートなどで隠して見てください。

・人類の起源は、現在のアフリカに出現した猿人。

・他の動物と人類を区別する大きな特徴は、直立二足歩行と、自ら道具を創りだしたこと。

70万年〜50万年前	原人
20万年前	旧人
4万年前〜1万年前	新人

・人類が作った石を加工した道具を石器という。初期の石器は、石を割った単純な打製石器が使われ、釣り針などには動物の骨を加工した骨角器を用いた。この時代を旧石器時代という。

・約1万年前に完新世がはじまる。

・完新世の特徴は、気候や水陸の状況が現在とほぼおなじになったこと、人類が磨製石器を用いたことである。磨製石器は、打製石器を更に研いで、精度を高めた石器のこと。

・この時期には気候が暖かくなり、それまでの狩猟・漁業・採集の獲得経済から、農耕・牧畜の生産経済に移り、土器を制作した。これを新石器時代という。


・その後時代を経て、ティグリス・ユーフラテス川、ナイル川、インダス川、黄河の各流域に四大文明が生まれた。

・メソポタミアでは、有名な法典を作ったハンムラビ王が紀元前18世紀に全メソポタミアを統一した。

・ハンムラビ法典の特徴は、同害復讐法と身分による刑罰差（身分法）。

・インダス文明の有名な都市は、ハラッパー、モヘンジョ=ダロ、ロータルなど。

・インダス文明は、もともとインダス文字を用いていたとされるドラヴィダ人の文明。