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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

土佐日記『馬のはなむけ』テストで出題されそうな問題

著者名: 走るメロス
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『馬のはなむけ』(門出)

このテキストでは、土佐日記の冒頭『馬のはなむけ』(門出)でテストに出題されそうな問題をピックアップしていきます。





次の文章を読み、問いに答えよ


男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。
 
それの年の十二月の二十日あまり一日の日の戌の時に、門出す。そのよし、いささかにものに書きつく。
 
ある人、県の四年五年果てて、例のことどもみなし終へて、解由など取りて、住む館より出でて、船に乗るべき所へ渡る。かれこれ、知る知らぬ、送りす。年ごろ、よくくらべつる人々なむ、別れ難く思ひて、日しきりにとかくしつつ、ののしるうちに、夜更けぬ。
 

二十二日に、和泉の国までと、平らかに願立つ。藤原のときざね、船路なれど、馬のはなむけす。上中下、酔ひ飽きて、いとあやしく、潮海のほとりにて、あざれ合へり。





問題

Q1:「男もすなる」の「すなる」を品詞分解し、文法的意味とその活用形を答えよ。


Q2:「十二月」の本文中での読み仮名を歴史的仮名遣いで答えよ。


Q3:「女もしてみむ」の「む」は助動詞であるが、文法的意味とその活用形を答えよ。






Q4:「戌の時」とは、具体的に何時ごろをさすか。


Q5:「かれこれ、知る知らぬ、送りす」を現代語訳せよ。


Q6:「よく比べつる人々」とはどのような人々のことか。






Q7:「ののしる」の意味を答えよ。


次ページ:解答と現代語訳

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佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店
『教科書 高等学校国語 国語総合 古典編』 東京書籍
『教科書 精選国語総合』 東京書籍

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