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文法 / 文法 徒然草『をりふしの移り変わるこそ』(をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ〜)の品詞分解1
著者名:
走るメロス
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をりふしの移り変わるこそ
このテキストでは、兼好法師の書いた徒然草の中の「をりふし移り変はること」(をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ〜)の品詞分解をしています。2回にわけて書いていますが、このテキストはその1回目です。
※つづき: 「をりふしの移り変わるこそ」(灌仏のころ、祭りのころ〜)の品詞分解
※現代語訳: 「をりふしの移り変わるこそ」わかりやすい現代語訳と解説
品詞分解
※名詞は省略してあります。
をりふし | ー |
の | 格助詞 |
移り変はる | ラ行四段活用「うつりかはる」の連体形 |
こそ、 | 係助詞 |
ものごと | ー |
に | 格助詞 |
あはれなれ。 | ナリ活用の形容動詞「あはれなり」の已然形 |
「もののあはれ | ー |
は | 係助詞 |
秋 | ー |
こそ | 係助詞 |
まされ。」 | ラ行四段活用「まさる」の已然形 |
と、 | 格助詞 |
人ごと | ー |
に | 格助詞 |
言ふ | ハ行四段活用「いふ」の終止形 |
めれ | 婉曲の助動詞「めり」の已然形 |
ど、 | 接続助詞 |
それ | 代名詞 |
も | 係助詞 |
さる | 連体詞 |
もの | ー |
に | 断定の助動詞「なり」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
今 | 副詞 |
ひときは | 副詞 |
心 | ー |
も | 係助詞 |
浮きたつ | タ行四段活用「うきたつ」の連体形 |
もの | ー |
は、 | 係助詞 |
春 | ー |
の | 格助詞 |
気色 | ー |
に | 格助詞 |
こそ | 係助詞 |
あ | ラ行変格活用「あり」の連体形「ある」の撥音便「あん」の省略 |
めれ。 | 婉曲の助動詞「めり」の已然形 |
鳥 | ー |
の | 格助詞 |
声 | ー |
など | 副助詞 |
も | 係助詞 |
ことのほかに | ナリ活用の形容動詞「ことのほかなり」の連用形 |
春めき | カ行四段活用「はるめく」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
のどやかなる | ナリ活用の形容動詞「のどやかなり」の連体形 |
日かげ | ー |
に、 | 格助詞 |
垣根 | ー |
の | 格助詞 |
草 | ー |
萌えいづる | ダ行下二段活用「もえいづ」の連体形 |
ころ | ー |
より、 | 格助詞 |
やや | 副詞 |
春 | ー |
ふかく | ク活用の形容詞「ふかし」の連用形 |
霞わたり | ラ行四段活用「かすみわたる」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
花 | ー |
も | 係助詞 |
やうやう | 副詞 |
けしきだつ | タ行四段活用「けしきだつ」の連体形 |
ほど | ー |
こそ | 係助詞 |
あれ、 | ラ行変格活用「あり」の已然形 |
折しも | 副詞 |
雨風 | ー |
うちつづき | カ行四段活用「うちつづく」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
心あわたたしく | シク活用の形容詞「こころあわただし」の連用形 |
散り過ぎ | ガ行上二段活用「ちりすぐ」の連用形 |
ぬ。 | 完了の助動詞「ぬ」の終止形 |
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・徒然草『をりふしの移り変わるこそ』(をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ〜)の品詞分解1
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『教科書 精選国語総合』 大修館書店 |
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店 |
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