|
文法 / 文法 徒然草『をりふしの移り変わるこそ』(灌仏のころ、祭りのころ〜)の品詞分解2
著者名:
走るメロス
|
|
|
|
をりふしの移り変わるこそ
このテキストでは、兼好法師の書いた徒然草の中の「をりふし移り変はること」(灌仏のころ、祭りのころ、若葉の梢涼しげに茂りゆくほどこそ〜)の品詞分解をしています。2回にわけて書いていますが、このテキストはその2回目です。
※前回のテキスト: 「をりふし移り変はるこそ」(をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ〜)の品詞分解
※現代語訳: 「をりふしの移り変わるこそ」わかりやすい現代語訳と解説その2
品詞分解
※名詞は省略してあります。
灌仏 | ー |
の | 格助詞 |
ころ、 | ー |
祭り | ー |
の | 格助詞 |
ころ、 | ー |
若葉 | ー |
の | 格助詞 |
梢 | ー |
涼しげに | ナリ活用の形容動詞「すずしげなり」の連用形 |
茂りゆく | カ行四段活用「しげりゆく」の連体形 |
ほど | ー |
こそ、 | 係助詞 |
世 | ー |
の | 格助詞 |
あはれ | ー |
も、 | 係助詞 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
恋しさ | ー |
も | 係助詞 |
まされ。」 | ラ行四段活用「まさる」の已然形 |
と | 格助詞 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
仰せ | ラ行下二段活用「おほせらる」の連用形、またはサ行下二段活用「おほす」の未然形+尊敬の助動詞「らる」の連用形 |
し | 過去の助動詞・連体形 |
こそ、 | 係助詞 |
げに | 副詞 |
さる | ラ行変格活用「さり」の連体形 |
もの | ー |
なれ。 | 断定の助動詞「なり」の已然形 |
五月、 | ー |
あやめ | ー |
ふく | カ行四段活用「ふく」の連体形 |
ころ、 | ー |
早苗 | ー |
取る | ラ行四段活用「とる」の連体形 |
ころ、 | ー |
水鶏 | ー |
の | 格助詞 |
たたく | カ行四段活用「たたく」の連体形 |
など | 副助詞 |
心細から | ク活用の形容詞「こころぼそし」の未然形 |
ぬ | 打消の助動詞「ず」の連体形 |
かは。 | 係助詞 |
六月 | ー |
の | 格助詞 |
ころ、 | ー |
あやしき | シク活用の形容詞「あやし」の連体形 |
家 | ー |
に | 格助詞 |
夕顔 | ー |
の | 格助詞 |
白く | ク活用の形容詞「しろし」の連用形 |
見え | ヤ行下二段活用「みゆ」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
蚊遣火 | ー |
ふすぶる | バ行下二段活用「ふすぶる」の連体形 |
も | 係助詞 |
あはれなり。 | ナリ活用の形容動詞「あはれなり」の終止形 |
六月祓 | ー |
また | ー |
をかし。 | シク活用の形容詞「をかし」の終止形 |
|
|
|
・徒然草『をりふしの移り変わるこそ』(灌仏のころ、祭りのころ〜)の品詞分解2
|
|
|
|
『教科書 精選国語総合』 大修館書店 |
佐竹昭広、前田金五郎、大野晋 編1990 『岩波古語辞典 補訂版』 岩波書店 |
この科目でよく読まれている関連書籍
|
|
|