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竹取物語『火鼠の皮衣』(家の門に持て至りて立てり〜)の品詞分解(敬語・助動詞など)
著作名: 走るメロス
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かく呼び据ゑて、この度は必ずあはむと、嫗の心にも思ひをり。この翁は、かぐや姫のやもめなるを嘆かしければ、よき人にあはせむと思ひはかれど、せちに「否」と言ふことなれば、え強ひねば、ことわりなり。


かく副詞
呼び据ゑワ行下二段活用・連用形
て、接続助詞
代名詞
格助詞
係助詞
必ず副詞
あはハ行四段活用・未然形
推量の助動詞・終止形
と、格助詞
格助詞
格助詞
係助詞
思ひをり。ラ行変格活用・終止形
代名詞
格助詞
は、係助詞
かぐや姫
格助詞
やもめ
なる断定の助動詞・連体形
格助詞
嘆かしけれ形容詞・シク活用・已然形
ば、接続助詞
よき形容詞・ク活用・連体形
格助詞
あはせサ行下二段活用・未然形
意志の助動詞・終止形
格助詞
思ひはかれラ行四段活用・已然形
ど、接続助詞
せちに形容動詞・ナリ活用・連用形
「否。」感動詞
格助詞
言ふハ行四段活用・連体形
こと
なれ断定の助動詞・已然形
ば、接続助詞
副詞
強ひハ行上二段活用・未然形
打消の助動詞・已然形
ば、接続助詞
ことわりなり。形容動詞・ナリ活用・終止形



かぐや姫、翁にいはく、「この皮衣は、火に焼かむに、焼けずはこそ、まことならめと思ひて、人の言ふことにも負けめ。

かぐや姫、
格助詞
いはく連語:ハ行四段活用「いふ」+未然形「いは」と接尾語「く」
代名詞
格助詞
皮衣
は、係助詞
格助詞
焼かカ行四段活用・未然形
婉曲の助動詞・連体形
に、格助詞
焼けカ行下二段活用・未然形
打消の助動詞・連用形
係助詞
こそ、係助詞
まこと
なら断定の助動詞・未然形
推量の助動詞・已然形
格助詞
思ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
格助詞
言ふハ行四段活用・連体形
こと
格助詞
係助詞
負けカ行下二段活用・未然形
め。意志の助動詞・已然形



『世になき物なれば、それをまことと疑ひなく思はむ』とのたまふ。なほ、これを焼きて試みむ。」と言ふ。

『世
格助詞
なき形容詞・ク活用・連体形
なれ断定の助動詞・已然形
ば、係助詞
それ
格助詞
まこと
格助詞
疑ひ
なく形容詞・ク活用・連用形
思はハ行四段活用・未然形
む』意志の助動詞・終止形
格助詞
のたまふ。ハ行四段活用・終止形・尊敬語
なほ、副詞
これ
格助詞
焼きカ行四段活用・連用形
接続助詞
試みマ行上一段活用・未然形
む。」意志の助動詞・未然形
格助詞
言ふ。ハ行四段活用・終止形



翁、「それ、さも言はれたり。」と言ひて、大臣に、「かくなむ申す。」と言ふ。

翁、
「それ、
さも副詞
言はハ行四段活用・未然形
尊敬の助動詞・連用形
たり。」完了の助動詞・終止形
格助詞
言ひハ行四段活用・連用形
て、接続助詞
大臣
に、格助詞
「かく副詞
なむ係助詞
申す。」サ行四段活用・連体形
格助詞
言ふ。ハ行四段活用・終止形


つづく:竹取物語『火鼠の皮衣』の品詞分解(大臣、答へていはく〜)


現代語訳

竹取物語『火鼠の皮衣』(家の門に持て至りて立てり〜)

関連テキスト

・竹取物語『冒頭』(今は昔、竹取の翁といふもの〜)

・竹取物語『蓬莱の玉の枝』(くらもちの皇子は〜)

・竹取物語『火鼠の皮衣』(家の門に持て至りて立てり)

・竹取物語『帝の求婚』(帝、にはかに日を定めて~)

・竹取物語『かぐや姫の嘆き』(八月十五日ばかりの月に出でゐて、~)

・竹取物語『かぐや姫の昇天』(かかるほどに、宵うち過ぎて、〜)

・竹取物語『かぐや姫の昇天』(立てる人どもは~)

・竹取物語『かぐや姫の昇天』(竹取、心惑ひて~)

・竹取物語『かぐや姫の昇天』(天人の中に持たせたる箱~)


著者情報:走るメロスはこんな人

学生時代より古典の魅力に取り憑かれ、社会人になった今でも休日には古典を読み漁ける古典好き。特に1000年以上前の文化や風俗をうかがい知ることができる平安時代文学がお気に入り。作成したテキストの総ページビュー数は1,6億回を超える。好きなフレーズは「頃は二月(にうゎんがつ)」や「月日は百代の過客(くゎかく)にして」といった癖のあるやつ。早稲田大学卒業。



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