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古文単語「いくらも/幾らも」の意味・解説【連語】 |
著作名:
走るメロス
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「いくらも/幾らも」の意味・活用・使用例【連語】
このテキストでは、古文単語「いくらも/幾らも」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
副詞「いくら」と係助詞「も」が一語になったもの。
連語
■意味1
たくさん、いくらでも。
[出典]:富士川 平家物語
「その夜の夜半ばかり、富士の沼に、いくらも群れ居たりける水鳥ともが、何にか驚きたりけむ...」
[訳]:その夜の夜中ほどに、富士の沼に、たくさん群らがっていた水鳥たちが、何かに驚いたのであろうか...
「その夜の夜半ばかり、富士の沼に、いくらも群れ居たりける水鳥ともが、何にか驚きたりけむ...」
[訳]:その夜の夜中ほどに、富士の沼に、たくさん群らがっていた水鳥たちが、何かに驚いたのであろうか...
■意味2
それほどは、たいして。
※この用法の場合、下に打消の語を伴う。
[出典]:万葉集
「年月もいくらもあらぬに...」
[訳]:月もたいして経たないうちに...
「年月もいくらもあらぬに...」
[訳]:月もたいして経たないうちに...
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