直角三角形の中でも、特にテストに出題されやすい直角三角形があります。それが次の2つです。
①は、BC=ACの直角二等辺三角形で、
と辺の比がきまっています。つまり、仮にa=1cmだった場合、b=1cm、c=√2cmに、a=2cmだった場合、b=2cm、c=2√2cmと決まっているのです。
②は、∠DEF=60°、∠EDF=30°の直角三角形で、
と辺の比が決まっています。仮にd=1cmのときは、e=√3cm、f=2cmに、d=2cmのときはe=2√3cm、f=4cmとなります。
この1:1:√2と、2:1:√3という辺の比は、高校生になっても使う大切な比ですので、必ず覚えるようにしておきましょう。