細胞のつくり
いろんな形、大きさをした細胞がありますが、どの細胞も
細胞膜というブロックでわけられていて、その中に1つの
核と、核を囲む
細胞質があります。
細胞内部の器官とそのはたらき
核
細胞の中に、基本的に1つだけ存在する生命活動の源です。核の内部には、
核小体と
染色体があり、染色体には
遺伝子が含まれて射ます。核の観察をするためには、
酢酸カーミン溶液または
酢酸オルセイン溶液を使って赤色に染めてから観察を行います。
細胞質
細胞から核をのぞいた部分のことを
細胞質と言います。この中には、
ミトコンドリアや、植物細胞特有の
葉緑体などが含まれて射ます。
細胞膜
細胞質をつつんでいる膜のことを
細胞膜と言います。細胞内部のいらない物質を外に出し、細胞外部から必要なものを取り入れる。調整の役割を果たしています。
ゴルジ体
細胞の内部で作られた物質を、一時的に保管しておく場所です。植物細胞ではあまり発達をしていません。
このほかに、
中心体、
小胞体、
リボソームといった器官が細胞内に存在しています。