「三平方の定理」って何?
まず三平方の定理について簡単に説明すると
直角三角形の辺や一部の三角形の角度が分かる定理です。
これをマスターすると、高校数学に出てくる「三角比」「三角関数」が有利になります。
公式
三平方の定理の公式は
です。
これが、a,b,cの配列です。
分かりやすく言うと「縦の2乗と横の2乗を足したら斜辺(斜めの三角形で一番長い辺文字で言うとcにあたるところ)の2乗になった。」です。
この式はどんな直角三角形でも適用されます。
例題
この三平方の定理を使った簡単な例題を解いてみましょう。
例えば、「縦5cm,横9cmの直角三角形の斜辺を求めなさい。」という場合
よって、斜辺は
cmとなります。
最後に
三平方において、斜辺や縦,横の長さは必ず整数とは限りませんし、問題文に平方根が書かれていることもありますが、あまりにも中途半端な数(たとえば√1493みたいな数)だったら、疑ったほうがいいでしょう。
でも、全ての答えが平方根ということではありません。すべての辺が整数になったり、角度が分かっている三角形もあります。そのような特殊な三角形は代入して計算するより、覚えてしまったほうが時短になります。
それについても、べつの記事に書いてあるので是非見てくださいね。