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『守株(株を守る)』 書き下し文・わかりやすい現代語訳(口語訳)と文法解説

著者名: 走るメロス
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『守株(株を守る)』

このテキストでは「株を守る」の原文(白文)、書き下し文と現代語訳、そして文法の解説を記しています。守株とは、古い習慣を守って、臨機応変に物事の処理ができないことを意味することわざです。



白文(原文)

宋人有耕田者。
田中有株。兔走触株、折頸死 。
因釈其耒而守株、冀得兔。
不可復得、而身為宋国笑。

書き下し文

宋人に田を耕す者有り。
田中に株(くいぜ)有り。兔走りて株に触れ、頸を折りて死す。
因(よ)りて其の耒(すき)を釈(す)てて株を守り、復(ま)た兔を得んことを冀(こひねが)ふ。
兔復た得(う)べからずして、身は宋国の笑ひと為る。



口語訳(現代語訳)

宋の国の人で、田んぼを耕している者がいました。
ある日、畑の中にあった切り株にウサギが走ってぶつかり、首を折って死んでしまいました。
これを見たその人は持っていたすきを捨てて(農作業を辞めて)、毎日切り株をチェックし、また切り株にウサギが飛び込み、楽をしてウサギが手に入らないかと願っていました。
(もちろん)ウサギを得ることはできずに、その人は宋の国の笑い者となったということです。

単語・文法解説

文章の接続を表すもの。~して、~だけれどもの意味
またと読む。再びという意味
不可復得またえべからずと読む。「腹」は再び、「得」は得る、「不可(べからず)」は~できない

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『教科書 新編国語総合』 大修館書店
『教科書 高等学校 国語総合』 明治書院
『教科書 国語総合』 教育出版
鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店
『教科書 精選国語総合 古典編』 明治書院

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