新規登録 ログイン

10_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

論語『子曰、弟子入則孝(弟子入りては則ち孝)』解説・書き下し文・口語訳

著者名: 春樹
Text_level_1
マイリストに追加
中国の思想家孔子が述べたものを弟子たちがまとめたもの、それが論語です。ここでは、論語の第1章「学而第一」の第6、「弟子入りては則ち孝」の解説をしています。



白文

子曰、弟子入則孝、出則悌、謹信。汎愛衆而親仁、行有余力、則以学


書き下し文

子曰く、「弟子入りては則ち孝、出でては則ち悌、謹みて信。汎く(ひろく)衆を愛して仁に親しみ、行ひて余力有らば、則ち以つて文を学べ。」と




現代語訳

孔子がおっしゃいました。

「若者は、家では親孝行をしなさい。外に出たら目上の人に仕え、言動を謹んで広く人々を愛し、人徳を持っている人と仲良くしなさい。そこで余力があれば読書を通して学問をすればよいでしょう。」と




弟子

「ていし」と読み、年下の者を指します。


置き字の1つ。読まずに、「~て」や「~だけれども」のように接続を表します。
やっかいなのは、順接と逆接、どちらの場合でも使われるという点です。見分け方は、文脈から判断するしかありません。


ここでは「学問」を意味します。
Related_title
もっと見る 

Keyword_title

Reference_title
青空文庫http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3776/rongo_index.html
『渋沢栄一 論語の読み方』三笠書房

この科目でよく読まれている関連書籍

このテキストを評価してください。

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

 

テキストの詳細
 閲覧数 64,999 pt 
 役に立った数 34 pt 
 う〜ん数 3 pt 
 マイリスト数 0 pt 

知りたいことを検索!

まとめ
このテキストのまとめは存在しません。