「国守、斎宮頭かけたる、狩りの使ひありと聞きて」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
国守、斎宮頭
かけたる、狩りの
使ひありと
聞きて、
夜ひと夜、酒飲みしければ...
現代語訳・口語訳・意味
伊勢の国主で、斎宮頭を兼任している人が、狩りの使者があると聞いて、一晩中、宴会を催したので..
品詞分解
| 単語 | 品詞 |
| 国守、 | 名詞 |
| 斎宮頭 | 名詞 |
| かけ | カ行下二段活用「かく」の連用形 |
| たる、 | 存続の助動詞「たり」の連体形 |
| 狩り | 名詞 |
| の | 格助詞 |
| 使ひ | 名詞 |
| あり | ラ行変格活用「あり」の終止形 |
| と | 格助詞 |
| 聞き | カ行四段活用「きく」の連用形 |
| て、 | 接続助詞 |
主な出典
【伊勢物語「狩りの使ひ」】
野に歩けと、心はそらにて、今宵だに人しづめて、いととく逢はむと思ふに、国守、斎宮頭かけたる、狩りの使ひありと聞きて、夜ひと夜、酒飲みしければ、もはら逢ひごともえせで、明けば尾張の国へ立ちなむとすれば、男も人知れず血の涙を流せど、え逢はず。