「今日しも、端におはしましけるかな」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解
原文
今日しも、端に
おはしましけるかな。
現代語訳・口語訳・意味
今日に限って(部屋の)端にいらっしゃるのですね。
品詞分解
| 単語 | 品詞 | 敬意の向き |
| 今日 | 名詞 | ー |
| しも、 | 強意の副助詞 | ー |
| 端 | 名詞 | ー |
| に | 格助詞 | ー |
| おはしまし | 「あり」の尊敬語。サ行四段活用「おはします」の連用形 | 僧都→尼君 |
| ける | 詠嘆の助動詞「けり」の連体形 | ー |
| かな。 | 終助詞 | ー |
主な出典
【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
僧都あなたより来て、「こなたはあらはにや侍らむ。今日しも、端におはしましけるかな。この上の聖の方に、源氏の中将の、わらはやみまじなひにものし給ひけるを、ただ今なむ聞きつけ侍る。いみじう忍び給ひければ、知り侍らで、ここに侍りながら、御とぶらひにもまうでざりける。」とのたまへば、「あないみじや。いとあやしきさまを人や見つらむ。」とて簾下ろしつ。