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古文単語「ぬる/濡る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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「ぬる/濡る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「ぬる/濡る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

未然形ぬれ
連用形ぬれ
終止形ぬる
連体形ぬるる
已然形ぬるれ
命令形ぬれよ


意味:自動詞

水などで濡れる、水がかかる

[出典]百人一首
「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ」

[訳]:評判の高い高師の浜のあだ波には、かからないようにしようと思います。袖が濡れると困りますから。そして同じように浮気者と名高いあなたに思いをかけたりはしますまい。波(涙)で袖が濡れると困りますから。


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