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古文単語「あけやる/明け遣る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「あけやる/明け遣る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「あけやる/明け遣る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形あけやら
連用形あけやり
終止形あけやる
連体形あけやる
已然形あけやれ
命令形あけやれ


意味:自動詞

夜がすっかり明ける

※打消の語を伴って使うことが多い。
[出典]百人一首 俊恵法師
「夜もすがら もの思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり」

[訳]:一晩中物思いにふけっていると(なかなか)夜が明けないので、(いつまでも朝日が射し込まない)寝室の(板戸の)隙間までもが薄情に思えることです。



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