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古文単語「さしいづ/差し出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
25,125 views |
さしいづ/差し出づ
このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「さしいづ/差し出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
※「射し出づ」と書く場合もある。
ダ行下二段活用
未然形 | さしいで |
連用形 | さしいで |
終止形 | さしいづ |
連体形 | さしいづる |
已然形 | さしいづれ |
命令形 | さしいでよ |
■意味1:自動詞
光が差し始める、光りだす。
[出典]:七月ばかり 枕草子
「明うなりて、人の声々し、日もさしいでぬべし。」
[訳]:明るくなって、人々の声がして、日も差し始めてしまうだろう。
「明うなりて、人の声々し、日もさしいでぬべし。」
[訳]:明るくなって、人々の声がして、日も差し始めてしまうだろう。
■意味2:自動詞
人前に出る、外に出る。
[出典]:伊勢物語
「さる滝の上に、藁座の大きさして、さしいでたる石あり。」
[訳]:そのような滝の上に、円座ほどの大きさで、外に出ている石があります。
「さる滝の上に、藁座の大きさして、さしいでたる石あり。」
[訳]:そのような滝の上に、円座ほどの大きさで、外に出ている石があります。
■意味3:自動詞
でしゃばる。
■意味4:他動詞
差し出す。
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