|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「まどふ/惑ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
45,329 views |
まどふ/惑ふ
このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「まどふ/惑ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
ハ行四段活用
未然形 | まどは |
連用形 | まどひ |
終止形 | まどふ |
連体形 | まどふ |
已然形 | まどへ |
命令形 | まどへ |
■意味1:自動詞
道に迷う、途方に暮れる。
■意味2:自動詞
思い悩む、心が乱れる。
[出典]:かぐや姫の成長 竹取物語
「世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を、得てしがな、見てしがなと、音に聞き、めでて惑ふ。」
[訳]:世の中の男たちは、身分が上の者も下の者も、どうにかしてかぐや姫を自分のものにしたい、妻にしたいと、噂に聞いて、恋しく思い悩みます。
「世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を、得てしがな、見てしがなと、音に聞き、めでて惑ふ。」
[訳]:世の中の男たちは、身分が上の者も下の者も、どうにかしてかぐや姫を自分のものにしたい、妻にしたいと、噂に聞いて、恋しく思い悩みます。
■意味3:自動詞
あわてる、うろたえる。
■意味4:自動詞
(動詞の連用形について)
ひどく〜する、ひたすら〜する。
[出典]:唐橋中将といふ人の子に 徒然草
「目、眉、額なども腫れまどひて...」
[訳]:目、眉、額なども、ひどく腫れて...
「目、眉、額なども腫れまどひて...」
[訳]:目、眉、額なども、ひどく腫れて...
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「さてもやは/然てもやは」の意味・解説【連語】
>
古文単語「あかし/明かし」の意味・解説【形容詞ク活用】
>
古文単語「ひろぐ/広ぐ/拡ぐ」の意味・解説【ガ行下二段活用・ガ行四段活用】
>
古文単語「うとまし/疎まし」の意味・解説【形容詞シク活用】
>
古文単語「たからかなり/高らかなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「まどふ/惑ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング