manapedia
更新日時:
『元二の安西に使ひするを送る』現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
152,314 views
はじめに

このテキストでは、中国の詩人、王維のよんだ句「元二の安西に使ひするを送る」の原文(白文)、書き下し文、現代語訳とその解説を記しています。



この句は、王維が友人であった元二との別れを詠んだ句です。公用で安西に旅立つことになった元二と王維は、旅立ちの前日に渭城の旅館で酒を酌み交わします。しかしいざ、出発の朝になってみると、別れが名残惜しく、王維が「最後にもう1杯酌み交わそうではないか」と元二に告げている、そういうシーンの句です。安西、渭城と陽関は地名です。

元二の安西に使ひするを送る 漢詩

※左から右に読んでください。

渭 城 朝 雨 潤 軽 塵
客 舎 青 青 柳 色 新
勧 君 更 尽 一 杯 酒
西 出 陽 関 無 故 人

書き下し文

渭城の朝 軽塵を潤し

客舎青々柳色新たなり



君に勧む 更に尽くせ一杯の酒

西の方洋館を出づれば 故人無からん

現代語訳

渭城の朝の雨が、軽く舞い上がる塵を潤している

旅館のそばにある柳の色は、青々としてみずみずしい



君にすすめよう、もう1杯酌み交わしてくれ

西の関所である陽関をでてしまったら、一緒に酒を飲むような仲のよい友人もいないだろうから

練習問題にチャレンジ!

『送元二使安西』テストで出題されそうな問題

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。






中学国語