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鎌倉時代の仏教「臨済宗」栄西
著作名: zed
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はじめに

鎌倉時代になると、いろんなタイプの仏教が登場します。
ここでは栄西の開いた臨済宗について説明しましょう。
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臨済宗

道元は、比叡山、そして南宋(現在の中国)で仏教の教えを学びました。
中でもの概念を初めて日本に持ち込みました。禅とは、師匠と弟子との対話の中で悟りを伝えていこうという考え方です。そうした栄西の考えをまとめたのが『興禅護国論
禅以外でも、栄西はの習慣を日本に広めた人としても知られています。千利休などで有名な”茶”ですね。



曹洞宗との関係

支持した層

同じ禅宗の曹洞宗が地方の有力者や一般市民の間で支持されたのに対して、臨済宗は武家政権からの支持を集め、政治や文化に重んじられたました。(ちなみにこの禅宗を否定して政権から怒りをかったのが日蓮です

栄西と道元

曹洞宗を唱えた道元と同じ世代として考えられがちですが、栄西の方が年上で、道元は栄西の弟子に師事しています。つまり道元は栄西の孫弟子にあたります。

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