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「いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
著作名: 走るメロス
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「いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

...とて、いみじく泣くを給ふも、すずろに悲し


現代語訳・口語訳・意味

...といって、たいそう泣いているのを(光源氏が)ご覧になるのも、なんということもなく悲しい気がします。



品詞分解

単語品詞敬意の向き
いみじくシク活用の形容詞「いみじ」の連用形
泣くカ行四段活用「なく」の連体形
格助詞
マ行上一段活用「見る」の連用形
給ふ尊敬の補助動詞・ハ行四段活用「給ふ」の連体形作者→光源氏
も、係助詞
すずろにナリ活用の形容動詞「すずろなり」の連用形
悲し。シク活用の形容詞「かなし」の終止形




主な出典

源氏物語「若紫・北山の垣間見」
尼君、髪をかきなでつつ、「けづることをうるさがり給へど、をかしの御髪や。いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。故姫君は、十ばかりにて殿に後れ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。ただ今、おのれ見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。」とて、いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し。

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