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9_80 文章の読み解き / 文章の読み解き

「中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き

著者名: 走るメロス
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「中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君」の現代語訳・口語訳・意味・品詞分解

原文

中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君、ただ人と見えず。


現代語訳・口語訳・意味

(部屋の)中の柱に寄りかかって座り、肘掛けの上に経をおいて、たいそうだるそうに読経している尼君は、身分の低い人には見えません。



品詞分解

単語品詞敬意の向き
中名詞ー
の格助詞ー
柱名詞ー
に格助詞ー
寄りゐワ行上一段活用「よりゐる」の連用形ー
て、接続助詞ー
脇息名詞ー
の格助詞ー
上名詞ー
に格助詞ー
経名詞ー
を格助詞ー
置きカ行四段活用「おく」の連用形ー
て、接続助詞ー
いと副詞ー
なやましげにナリ活用の形容動詞「なやましげなり」の連用形ー
読みゐワ行上一段活用・連用形ー
たる存続の助動詞「たり」の連体形ー
尼君名詞ー




主な出典

【源氏物語「若紫・北山の垣間見」】
中の柱に寄り居て、脇息の上に経を置きて、いとなやましげに読みゐたる尼君、ただ人と見えず。四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに、まみのほど、髪のうつくしげにそがれたる末も、なかなか長きよりもこよなういまめかしきものかなと、あはれに見給ふ。
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