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7_80 第2分野 / 1年:植物

植物の構造と種類

著者名: Shinobu
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このテキストでは、植物の構造と種類についてまとめてみます。

花のつくり

雌しべと雄しべが中心にある花は、植物の生殖器官です。
花の中心から、雌しべ、雄しべ、花びら、がくという順番に配列しています。

雌しべと雄しべの花粉が受粉した後、子房が果実に、胚珠が種子になります。

※裸子植物の花は子房がなく、胚珠は裸出しています。

葉のつくり

葉は、葉緑体という細胞を中に含み、光合成のために光をたくさん受けられるように平たくなっています。葉の裏には気孔があり、気体が出入りします。

葉の重要な機能は、光合成をすることです。光合成とは、葉緑体で水と二酸化炭素を原料に、光を使ってエネルギーの素になるデンプンを作り出します。

二酸化炭素+水+光=デンプン+酸素


また、この他にも、根の水分吸収力を高めるための蒸散という現象も行います。

根・茎のつくり

根・茎は植物が土壌から栄養や水を吸収し、それらを運ぶための器官です。

茎には、道管と師管という2つの管があって、道管は水を、師管は糖などの養分が通ります。

道管と師管がまとまり、束になったものを維管束といいます。維管束は、植物によって輪っかのような輪状配列と、バラバラに位置する散在配列という2つの配列があります。

根では、道管と師管は交互に配列しています。

種子植物の分類

植物はいくつかの種類に分類できます。
被子植物は子房がある植物で、裸子植物は子房がありません。

また、葉の特徴によって2つの種類にわかれます。

種類葉脈子葉の数維管束
双子葉類網状脈2枚主根と側根輪状
単子葉類平行脈1枚ひげ根散在


花が咲かない植物

植物の中には、花が咲かないものもあります。
シダ植物、コケ植物、藻類などです。

種類根・茎・葉の区別繁殖方法
シダ植物あり胞子
コケ植物なし胞子
藻類なし胞子・分裂


Tunagari_title
・植物の構造と種類

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『教科書 中学理科』 東京書籍

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